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悔しい。


とっても悔しい気持ちになった今日。

ここに来て、まだまだ、またまた、言葉の壁に悩まされている自分。


配属先の週一の集まりの中で、

うまく自分の考えを伝えられない。
みんなが盛んに議論していることをあんまり理解できない。
だからまたへんてこりんな発言をしてしまったり。
とても乱暴な言い方になってしまったり。

先週の集まりには出られなかったので、
自分の反省と議題にしてほしいことを書き残していったのですが、
その文章の一部がすごく乱暴な言い方だったため、
ちょっと波紋をよんだらしい。
今冷静に考えると、
信頼をなくすような言い方だったようにもとれる。

自分の、同僚の人たちに対する敬意が足りていなかった。
信用しようという気持ちが最近薄れていた。
自分の立場をちゃんとわきまえて 接していかないと。


自分の思いをうまくつたえられないこと、
まわりの話をうまく理解できていないこと、
ニカラグアに来てもうすぐ1年がたとうとしているのに
以前とあまり状況がかわっていないことに、
周りの人たちに丁寧に接することを怠っていた自分に、
すごくいらいらしてしまった。

一概に努力が足りないのだろうと。。。


隊員生活の折り返し地点が、
いまのような状況でいいのか、自分。


ちょっと甘いものでも食べてリラックスしながら(笑)、
これまでの11カ月を振り返ってみようと思う今日このごろでした。


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壮大なロマンを求めて~ニカラグア運河~

中米にある運河と言えば、
かの有名なパナマ運河。

中南米に運河をつくろうと様々な国が構想を立てていた頃、
実は、ニカラグアに運河を建設しようという案も有力であった。

しかし、その時すでにパナマには大陸横断鉄道ができており運河建設に有利な条件が整っていたこと、運河会社の抗争などにより、結果的にパナマに運河がつくられることとなった。

ニカラグア運河建設の夢は断たれた・・・。

が、しかし!!

ニカラグア運河建設計画は、現在も存在しているらしい。
政府が計画書も一応つくっている。(もちろん着工はしていないが・・・)
パナマ運河の競争相手となり、世界の市場へ大きな影響力を持ち、ニカラグアの貧困から脱却できるきっかけとなるか。

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とはいえ建設のために推定費用は2兆円。
建設する気になったとして・・・100カ年計画か。。


このような壮大なロマンを嬉々として語ってくれた、
お仕事で世界各国で巡ってこられた、Nさん。(日本人・男性)
この話に興味を持った私に、
「運河建設予定地の一部を見に行くのだが、一緒に行ってみたいか?」
と誘ってくださいました。

というわけで、
誘ってくださったNさんと、土木分野のスペシャリストのKさんにお供させていただき、
ニカラグア湖から太平洋に注ぐBritoという名の川を見に行きました。

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地図を広げながら、レッツゴー!!

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いまは乾季なので地面もかなり乾燥して砂埃が舞うほどですが、雨季には地面が粘土状態になりとても通行できる状態にはないそうです。
また、川が増水して通行できない場所もできるそうです。

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牧歌的な風景が延々と続きます。

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川に辿り着きました。
谷合いを行く川とは違い、河口に近いせいもあるのでしょうか、
ゆったりと流れていました。

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マングローブに囲まれるBrito川。
近所に住む人が手釣りをしていました。

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エサは、この川でとれる小エビ。

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大漁、大漁。

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そして、河口に着きました!

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すぐそこは太平洋。
海の向こう側には日本が!お~い!!(笑)

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海水浴をしている人の姿もちらほら。人も住んでいました。

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ペットボトル製のいかだ。のってみたい!

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「なんでもない川だけれど、いつの日か運河が通るかもしれないって思ってみたら、
ちょっと特別に見えてくるでしょう??」

・・・と嬉しそうに繰り返し話すNさん。
その通りですよ。

現実的にはまだ実現不可能であろう運河建設計画に思いをはせて
そこに希望と夢を見る・・・。
無邪気な好奇心をもって。


自然豊かに堂々と流れる川の様子をみて、
そこを将来、何万トンもの船が通るなんて想像もつきませんでしたが、
Nさんのロマンに触れることができて、
その感激を近くで感じることができて、
とても満足しました。


ロマン・・・
この言葉を聞いたのは、
1年半前、
日本軍山西省残留問題の真実を明らかにするため、長年裁判で闘い続けられている、
元日本兵の奥村和一さんの口から。

奥村さんのロマンについては以下のホームページででぜひご確認を。
映画「蟻の兵隊」ホームページ



Nさんは素敵な人生哲学をお持ちで、
私はすっかりNさんのファンになってしまいました(笑)

Nさんがこれまでの人生で感じてきたこと、
学んできたことをたくとさん話していただいたのですが、
簡単にこう表現してくださいました。

「夢」や「希望」を持ち続けること。

何か希望をもち、それとつながっていようとしないと、
チャンスも生まれない、素敵な出会いもうまれない。
“待つ”・”耐える”ということも存在しない。
願い続けていれば、偶然か必然的にか、
形をかえたとしても、月日が流れたとしても、
その願いにつながることがある。


ロマン=「希望を捨てずにいるということ」
ということだと感じました。
また、その時を生きるその人を支えるものでもあるのでしょうか。

私は、ロマンを持っているだろうか。
それを持つにはまだ成熟していないですね・・・(笑)


みなさんは、ロマンをお持ちですか?






おまけ:二カラグアにある風力発電所にも連れて行っていただきました!!

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読書や映画に費やす時間

読書に費やせる時間の、多いこと!

日本ではあわただしく日々を過ごしていたので、
必要以上の本を読む時間はあまりとっていませんでした。

なんて、学生の私が言うのもなんですが・・・。


協力隊の人たちはこれまで働かれていた人たちがほとんどなので、
退職や休職などでこっちにこられていて、
いまほど本や映画を見ることのできる期間はない、
つまりこれまで仕事が忙しくなかなか読書等に費やせる時間がとれなかった、
と言われる人が多いです。


地方の県に住む隊員が首都にあがった際に宿泊したり隊員内で学習会などを行うときに利用できる
隊員の自治で運営されているドミトリーがあるのですが、
そこには帰国した隊員たちが置いて行った本が大量にあり、
一室は図書館となっています。
大体の有名どころの本はそこにそろっていると思います。
私も何冊も読みました。
いままで読みそびれていた日本文学など、
読みあさっていこうと思っています。



これまでにニカラグアで読んだ本の中で、印象的だったもの。


*夏目漱石の「こころ」・「ぼっちゃん」


「坊ちゃん」は、もう痛快で豪快で大笑いしながら読みました。
恥ずかしながら夏目漱石の小説をきちんと読んだのは今回が初めてだったのですが、
とても感動しました。
何にかというと、
明治時代、文明開化の時代に生きる夏目漱石の時代・文明への洞察力。
まったく古びない表現。
“時代の流れ”、“日本や世界の行く末”を鋭く見抜いているところ。
いま読んでも、ハッとさせられるような、新たに気付かされるような・・・。

当時からは時代が流れたいまでこそ、その夏目漱石の視点を理解できますが、(もう実際に起きてしまったことと人々に自覚があるだろうから)
当時の人たちはこの小説をどう読んだのか、とても興味がわきました。

夏目漱石は何を心配しているんだ、これからは欧米諸国に追いつき、ゆくゆくは肩を並べ、経済的にも文化的にもますます豊かになろうって言う時に、どんな問題がおこるっていうのだ。。
・・・などと考えていたのでしょうか。

けれど、夏目漱石はその時代に、明かなメッセージを発信していたのですね。
そのメッセージがどれほどの人に、どの階層の人に届いたのかはわかりませんが・・・。

これまで夏目漱石の作品に目を通していなかったことを少し反省しました。


*村上春樹作品

村上春樹の小説は大学に入ってから読み始めたのですが、
大好きです。
何が好きなのか。。
異世界に連れて行かれるようで、かつ現実に留まらせられる感じがするところ。
文中のふとした表現に、激しく同感したり感動させられるところ。
小説の中で多くの人が闘っているところ。特に主人公の闘いには、内的な強さと不動心と向上心を感じる。そしてそういう主人公にとても憧れを感じる(笑)

特に「ノルウェーの森」と「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、つい最近読んだ「海辺のカフカ」が好きです。
高校生の頃、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいるクラスメイトがいたのですが、
私がこの作品を高校時代に読んでたら、どう感じていただろうと想像してみました。
いまよりよりわけがわからなかったと思います(笑)

本というのは、自分の経験値が増えるにつれて、単純には歳をとるにつれて、読み方・感じ方・理解度がかわってくると思います。そういう意味では、村上春樹の小説は、繰返し読みたいです。


*重松清の「卒業」

大量の涙で枕を濡らしました(爆)
感動したい方、読んでみてください。


*灰谷健次郎「太陽の子」

いろんなことを考えさせられました。人間のたくましさ、愛情、理不尽な世の中・・・
強く生きるとは、どういうことなのだろうと考えさせられました。
もう一度読もう。。


大学に入るまで、ほとんど本を読んでこなかった私ですが、
本にはたくさんのことが書かれている!!
と恥ずかしながら今更実感しているこの頃です。


     *   *   *


二カラグアには、首都と大きめの地方都市には映画館があります。
私の住むマタガルパ県にはありませんが、
市内にある文化センターで、たまに映画の自主上映会が開かれています。
しかも無料!!
ということで、4月、二回ほど足を運んでみました。

ここで、言葉の問題が・・・(泣)

スペイン語での放映ですが、
スペイン語字幕がでればある程度は映画の内容を理解できるのですが、
字幕なしのスペイン語音声の映画だと、本当に聞き取れません・・・!!!
話すの早い!!発音が中南米風でなくスペイン風!!
何言ってるのかわからないーーー!!!

けど挑み続けようと思います(笑)

2週間前に観た映画は、インド映画だったので、スペイン語字幕!!やった!
さらに、とてもとても興味深い映画でした!!

「Slamdog Millionaire」(スラムドッグ・ミリオネア)

という映画でした。
ご覧になったことありますか?有名なのかどうかすら私は知りません。

すごく迫力のある映画!
日本でもおなじみクイズ・ミリオネアの回答シーンを柱に、
回答者(ムンバイのスラムで生まれ育った青年)のそれまでの人生を振り返っていくという独特な構成。その構成がすごく面白い。


本当に苦難に満ちた青年の人生。
思わず目を背けたくなるようなシーンもありました。
しかしこれが現実。世界のどこかで起こっていること。
ニカラグアでも起こっていること。

二カラグアにもたくさんいる、ストリートチルドレン。
「1ペソちょーだい」と近づいてくる子どもたち。
私はどうしても1ペソ(お金)をあげないけれど、
この映画を見て強く感じたこと。

彼らの立場からすれば、
“金を持っている大人がストリートチルドレンにお金をあげられない理由”、
そんな理屈なんてどうでもいい、
ぎりぎりの生の中でもがいている子どもたちがいる。
いま、私の身の回りにそういう子どもたちがいる。

わたしが彼らの立場であれば、
そんな大人の金持ちの理屈なんてどうでもいい、
お前らに私の苦労の何がわかる、
何でちょっとのお金すらくれないんだ、ふざけるな、
とまで思うかもしれない。思うだろう。


映画を見ていて、完全にそっち側(子どもたち側)に気持ちが入り込みました。
映画を見終えたあと、
その映画の迫力に圧倒され、
またとても混乱させられ、
ぼーーーっとしてしまいました。
きっと日本でこの映画を見る以上に、混乱させられたと思います。


ニカラグア、またはフィリピンに行った時に強く感じたこと。
ここの人たちは、情を持った相手には、もてなすこと・共有することを惜しまない。
その心地よさに学び、
ニカラグアで私も友人を家(といってもホームステイさせてもらっている身で、笑)に招いて日本食をごちそうしたことがある。

「お金ちょうだい」と言ってきた子に2度くらい、
「お金はあげたくないけれど、パンを持ってるから、一緒に食べながら私と話してくれない?」
という奇妙な返事をしたことがある。
子どもはものすごく気持ち悪がっていた(笑)
私が何がしたいのか意味がわからなかったのだろう。
パンを食べながら、恐る恐る私の質問に答えてくれた。
でも、食べたらさっさと去って行った。。

友達になれないものか、と思ったのですが。
私にはまだ、そういう友達がいないなぁ。

お金をねだってくるる子みんなに対してこういう接近の仕方はできませんが、
いろいろな方法を考えて、
“お金をあげられない理由もいまいちはっきりしない・あげてもいい理由もはっきりしない”、
この、ずっと持ち続けている自分の混乱を、
少しづつかたちあるものにできないものか。。

そして、あくまで表面的なものである「1ペソちょうだい」という言葉の根底にあるものを
もっと感じていきたい。

じっとしていられないぞ。



異国にいると気付く瞬間

日曜の午前、
家でのんびり、
来週の授業のための教材(といえるほどのものではないですが)をつくっていた時、
ふと思いだしたこと。

あ、ここは日本ではなくニカラグアだったのだ!!


以下の絵、何の動物に見えますか?

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牛です。牛だとはおわかりでしょうが、
ごらんのとおりニカラグアの牛は日本の牛と種が違うので、
このような色・形になります。

牛の絵を描く時、おもわず、鼻輪をつけた白黒まだらの牛を書きそうになったので、
あわてて描き直しました(笑)


以下の絵、何に見えますか?

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レモンです。
二カラグアではレモンはオレンジのようにまん丸で、表面の色が緑色のものが多いです。

おもわずちょっと細長い黄色のレモンを描きそうになりました。



「色鉛筆の“はだいろ”という色は、国によって違うんだよ」

昔、誰かにそう言われたことをふと思い出しました。





Extra

プロフィール

Author:PONPANMAN
1987年3月生。
小学生の頃から、“変人になりたい”と切望。現在まだ、変人になりきれない凡人。たくさんの人間に恵まれて、ここまで大きくなりました。そして高校の時からなぜかあだ名が“ポン”に。現在、横浜の某大学を休学して、青年海外協力隊として二カラグアに在住。

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