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ニカラグアでの1年

2008年6月23日、
ニカラグアに着いた日です。

あの日から早くも1年が経ちました。
早くも?
いや、毎日がすごく長く感じてしんどい日もありました。
けど終わってみるとあっという間。

最近は、「あと一年でニカラグアを去るのかー」としみじみ感じてしまうことが多い。
感傷に浸るにはまだ早い気もしますが。。

日本に住んでいることを考えてみれば、
いまここニカラグアで生活していることが非日常だけど、
その非日常が日常になったいま、
この日常が日常でなくなってしまうのかと思うと切ないです。
いつもお世話になっている同僚の家に遊びに行っては、
あー別れたくない、と思ってしまいます。



先日、配属先で活動を始めて約一年が経ったということで、
私の配属先の同僚と、私の活動の評価をするために、
担当のボランティア調整員(ボランティアが活動をしやすくするための調整係)の方が
私の配属先を訪ねて来てくれました。

自分の1年間の活動を振り返るいい機会。
何をしてきたのかな、自分??


始めは、教室の状況に慣れるのに精一杯。
大変だという意識はなかったけど、
日本の状況との違い(基本的なしつけのなさからくる生活態度とか)、
スペイン語で話される中での状況把握、
同僚や子どもとうまくコミュニケーションがとれない・・・。

今思うといっぱいいっぱいだったなーと思います。
2日くらい、気持ち的にどうしてもしんどくなって(という実感はなかったけど)
からだがどうも教室に向かわず休んでしまったことがあったけれど、
それも今考えると、
そういう時期もあったんだなーとしみじみ振り返れたり。

それから少しニカラグアでの生活に慣れてきて、
教室の状況、同僚の仕事への意識がなんとなく把握できるようになった頃、
自分が言いたいことをずばずばと同僚の人たちに言っていたと思う。
うまくニュアンスが伝えられずに、
しかもスペイン語もおぼつかない若僧があーだこーだ言うことに対して、
同僚の人たちはいい気持ちもしないことも多かっただろうけど、
みんないつも耳を傾けてくれた。
本当に私は同僚に恵まれたと思う。

このころ教室の状況にすごく不満をもっていて、
それを改善しようとしているように見えない同僚をみて余計不満を感じていました。
そう思って毎日、どうしようどうしよう、何ができるかと焦っていたけれど、
今思うと、人手不足でどうしようもなく出来なかったこともあったなと冷静に振り返れる。
まだ自分には、状況を客観的に見てなにが不足していて、なにが原因でこういう状況になっているのか、分析する力がまだまだ足りないなと気づかされました。
困難な状況を目の当たりにすると、すぐに感情的に状況を解釈して自分に原因を求めすぎてしまうところがあるので・・・。(いや、もちろん自分にも原因はありますが。それをしすぎて周りをみれなくなるのはよくない、と言う意味で)

今年に入ってからは、
さらに素晴らしい2人の同僚に恵まれて教室の状況が随分変わった。
これまで、活動(工作・朝の会とか)をするのに自分の力だけじゃ子どもをまとめられないから
同僚の助けをわざわざ求めていたけど、
新しい同僚二人が来てからは
自然に助けあって活動ができる。
人材が違うとこうも変わるのか!と言う感じで。



随分前から、
私はいかに“役立つマンパワー”になれるか、
と考えて活動していました。


私は特別教育のスペシャリストではないし、
社会人の経験を生かしてプロジェクトを企画・遂行するというような働きが上手く出来るわけでもない。

その中で私はニカラグアの同僚と一緒に並んで活動して、
同じように授業のローテーションにも入れてもらって、
つねにより良くしようという意識をもって活動しようとすること、
ただ子どもたちと丁寧に接すること、
尊敬する、特別教育の先生にアドバイスいただいた
“伝え合うことの喜び”を感じあえるための基本的な注意事項を意識して
1年間過ごしてきたつもりです。

すごく初歩的なことだし具体的なことではないけれど。
それだけは忘れないようにやってきたつもりだし、
これからも継続していきたいです。


けれど、こんなスローペースな一年を経てみてやっと、
もっと視野を広げて、
自分の活動を広げていけたら・・・
いけるんじゃないか・・・
と思い始めている今日この頃です。

悔いのないように、
自分の思いついたアイディアにはどんどん食いついていってみようと思います。


今後は、ブログにもっと活動報告ができますように(笑)
いや、ちゃんと働いてないわけではないんですよ(笑笑)




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日本の朝ごはん

先日、ニカラグア在住20年以上になる日本人の方にお会いしに行き、
家に泊めていただきました。

その時に出していただいた朝ご飯に感激!!!

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白ご飯(塩と油で炒めてない)
味噌汁(〆昆布・白菜・豆腐入り)
焼き海苔(お醤油と)
焼き鮭


おいしくてたまりませんでした・・・。
そしてこれをニカラグア人の奥様が料理されているというのがまた驚き。

日本の素朴な味は最高ですね。



以下の写真は、
日本とニカラグアのハーフの息子さんと。
とてもとてもかわいい!!
お気に入りの一枚です。

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中学一年生を、再び。


タイムスリップしたというわけではありませんが・・・(笑)

ニカラグアでいう“Secundaria(セクンダリア)1年生”というのは日本でいうと中学一年生に当たるのですが、
前のブログの記事に書いた友人のロサがいまこの学年に通っているので、
ニカラグアの中学校の授業がどんなものか知りたいと思い、
3日ほど一緒に通わせてもらいました。

ちゃんと、校長先生の許可と記念写真も撮りましたよ。

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夜間の学校なので、
昼間に仕事をしているという生徒がほとんど。
16歳くらいから30歳くらいまで、
幅広い年齢層の人が通ってきています。

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授業前の集会のしめは、国歌斉唱。

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手を胸の高さに置いて、静粛を保っておごぞかな雰囲気で歌います。

こんなに誇らしく国歌を歌えるニカラグアを、やっぱり羨ましく思う・・。

集会が終わると、それぞれの教室の廊下に列を作ります。
教室の鍵が開いていないから。

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管理人さんが来て教室の鍵をあけると、
勢いよく教室になだれ込む生徒たち。
面白いのが、男性陣は必ず女性陣が全員入り終わるのを待ってからやっと入り始める。

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女性優先。。
レディーファーストといえば聞こえがいいが、
ニカラグアに横行するマチスモ(男尊女卑の)の考え方の行く末とも考えられると思うと、
不思議な気持ち。
男尊女卑というのも、考えようによっては女性を弱いものとみなすことであって、
だからこそ守らなくてはいけない=女性に優しくする、譲る
という考え方につながるともいえる。

「優しさ」の正体ってなんなんでしょうね!?

まぁ女性に先に教室に入ってもらうというのも、
習慣のようなものであって別に深い意味はないのでしょうが、
まぁふと裏を考えてみると面白いというか、気持ち悪かったりしますね。

とかいって、そういう女性陣は譲られていい気分になってたりもしますが。
お互いが気分よく過ごせる社会ならそれでまぁいいのかなー。

この話題には今回は深く突っ込まないとして、、、

教室はこんな感じです。

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休憩時間に活躍する売店。

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受けた授業は
数学・地理・英語・理科・国語の5教科。

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すべての授業に共通して言えることは、

日本ではプリントが大量に配られますが、
ニカラグアでは生徒みんなに渡すプリントなんてほとんどないに等しいですから、
授業の多くの時間を板書に奪われてしまいます。
しかも、その板書のスピードについていけない人は授業の内容をほとんど理解せずに授業を終えてしまう。
私の方が板書が早くて、ニカラグア人にノートを貸して写させたほどです(笑)

それから、基本的に先生が教卓・白板付近から動かない。
巡回して、生徒が分からないところを教えたりってことをほとんどしない。

先生たちの「生徒に理解をしてもらおう」度がかなり低い。

学校現場で活動している協力隊の人たち曰く、
「ニカラグアの教師の考える“仕事”というのは“授業をすること”であって、生徒に正しく理解させることではない」そうで、
自分で授業を見てみて、それをものすごく実感しました。

携帯の計算機を使っちゃって・・・。筆算でちゃちゃっと計算した方が早くない??

masakoDSCF0345.jpg

国語のグループ学習中に、連れてきた息子に授乳している生徒がいるのにはさすがにびっくりしました。
グループの中に男の子もいるのにね。


まぁニカラグアの授業に対していろいろなことを感じはしましたが、
個人的にはすごく楽しみました。

大学の授業とは違うし、みんなで同じ方向を向いて同じ授業を受けて・・・。
中学生の時の自分を思い出しました。

授業中に全然違うこと考えてたなーとか、
いっつもノートに落書きしてたなーとか、
誰かを観察してたなーとか、
先生の発言にいらいらしてたりもしたなーとか、
自分は真面目な生徒だったなーとか、

自分が少し若返ったような気がしました。
10年くらい前のこと。。

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見ず知らずの外国人がいきなり夜間の学校に来て授業を受けていたということで、
かなり自分は目立っていて、
そのおかげでいろんな人に声を掛けられて話ができたわけですが、
計画した3日間を終えてしばらくして、
毎日学校に通っている友人のロサから

「数学や英語の先生やクラスメイトが、次はいつ来るのか?って聞いてるよ。他の学年のクラスも見に来ればいいのにって。」

と言われたので、
後期になったら、また通ってみようか・な・・?

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親友


Rosa(ロサ)さん、23歳。

彼女は同じ職場で毎日子どもたちと体張ってたたかっている同僚であり(笑)、

家に何度も招待してもらったり、

日本でいうと同学年、

私と同じく小柄でぽっちゃりタイプで(!)、

家族のこと、毎日のこと、恋の話までなんでも話せるような、

仲の良い友人であります。


彼女にはかわいいかわいい8歳と5歳の息子がいて、

旦那さんはいないけど家族で支え合って生活していて、

8時から16時まで毎日働いて、

18時から21時まで夜間の学校に行って勉強して、

施設の仕事がない日は家で、販売用の氷菓子やジュースづくり、家事に追われています。




同い年で、こんなに状況が違うのかと驚いてしまいますが、
“現実に向き合って、強く生きているなぁ”と感じます。
本人は「自分は頑張って生きてる」とかそんなこと言葉に出して言わないけれど、
彼女の生活自体がそれを物語っている。

大変な毎日を送りながらも、
いつも明るく冗談を言いながら過ごすロサに
いつもいつも励まされている私です。


ロサとの印象的なエピソードはたくさん。

二人で出産の話をした時に、
私がふと「出産は怖いなぁ~」とぼやいていると、
「そんなに痛くないから大丈夫よ!」という一言を返されました(笑)
この人、強すぎる!と思いました。

私がジムに通ってると話した時、
ロサが「私も通う!!」と言いだして、
私が2~3回通ってやっとこなせるようになった下半身強化メニュー(結構本格的)を、
彼女は初日で苦しみながらもこなし、
「この人、なんて負けず嫌いなんだ・・・!」と感心したものです。




私が日本人ボランティアであることを理解してくれて、
私の言わんとすることをつたないスペイン語ながら理解してくれ、
話は素直に聞いてくれ、
思ったことははっきり話してくれ・・。
私のことを「外国人」とか「ボランティア」とかいうくくりではなく、
私個人として尊重してくれていると感じる。


大好きな友達です。

一年後に別れることを考えると、
ちょっぴり寂しくなってしまう今日この頃・・・。

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活動写真など

先日、協力隊の先輩が私の配属先を見学しに来てくれました。

普段自分が活動していると自分が活動している写真が撮れないのですが、
その時先輩が何枚か自分の活動している写真を撮ってくださりました。

ということで、添付します。

高松さん7

朝の会の様子。

高松さん22

午後には理学療法のために使われる部屋を、
午前は子どもたちの為に解放してくれています。

高松さん20

ぎゃっっ!!・・・落下してしまいました。
一緒になって学び遊んでます・・・。

高松さん18



また、先輩隊員が記事を連載している、
“十勝から世界のいまを伝えるサイト”(とても興味深い!!)
 ima by kachimaiというサイトに私の記事を載せてくださいました。


ima by Kachimai
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20095159321

ぜひご覧ください。。


Extra

プロフィール

Author:PONPANMAN
1987年3月生。
小学生の頃から、“変人になりたい”と切望。現在まだ、変人になりきれない凡人。たくさんの人間に恵まれて、ここまで大きくなりました。そして高校の時からなぜかあだ名が“ポン”に。現在、横浜の某大学を休学して、青年海外協力隊として二カラグアに在住。

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