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  • 2009-07-29
  • 投稿者 :
  • 編集

[C111]

ぽんちゃんの言うことに全面的に賛成。
援助慣れしているひとたちは、
私たちが日本の路上で配っている、
ポケットティッシュをもらうのと同じ感覚で、
援助を受け取っているように見える。
もらえるものはもらっておこう・・・
そんな感じだよね。

また援助する側も、
自分たちのやったことが残るものを望む。
職員の給料とか、食糧とか、
形に残りにくいことは避けるよね。
そういうところが実はすごく大事だったりするのに。

どうしたら本当に有意義なお金の使い方ができるのだろう。

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用紙いっぱいに欲しいものを

気づいたら、
一か月も更新が途絶えていました・・・。
バタバタしていました。
でも元気なのでなんのご心配もなく!!




私の配属先には常に外国人ボランティアさんがやってきます。
スペインから来た理学療法士さん、フィンランドから来たソーシャルワーカーさん、ドイツから兵役代りにきた人たち・・・などなど。
とかいう私も外国人ボランティアですが、
長い間いるとどうもニカラグア人職員寄りの気分でボランティアさんを受け入れていたり(笑)
2年という長期でボランティア活動ができるというのは、協○隊事業の魅力であると感じます。

けど今回はびっくりしました。

オランダの高校生22人!!

数にびっくりです。
これじゃあ受け入れる方も大変ですよね。


話を聞くと、これらの方々は、私の配属先に一番(金額的に)援助してくれているオランダの財団が企画して青少年を派遣しているもので、隔年で私の施設やマタガルパ市の高校生と交流しているそうです。
私の活動先でも子どもたちとたくさんたくさん遊んでくれます。
というよりも、言葉は通じないけれど、お兄ちゃんの姉ちゃんたちの手をぐいぐい引っ張って遊びに巻き込んでいく、施設の子どもたちがたくましくてしょうがありません(笑)

そんなわけでここ2週間、受け入れ側の施設の方がばたばたしています。



彼らを受け入れる数日前の会議にて。

G先生(教室の責任者の先生)が突然、
「ノートいっぱいに、教室でほしいものを書き出そう!」
といいだしました。

どうやら、全部の希望が通るかはわからないけれど、今度やってくるオランダの財団が用意してくれるらしい、とのこと。そういう風に向こうから要望があったそうなのです。
なので私たちは必死に必要なものをノートいっぱいに描いていきました。

自転車
パズル
子どもたちの情報を整理するためのパソコン+メモリー
積み木・・・・

ただでさえたくさんの寄付物資(おもちゃや絵本など)が定期的に届く私の活動先にとっては、より多くの需要を考えだすのは一苦労でした・・・なんてぜいたくなんでしょう!!
こんな環境にいる協力隊員はあんまりいないでしょう。。
“お金がかからず、身近にあるものをいかに利用して継続的に活動できるか”というのが隊員活動の暗黙の了解であるようなものなのですがね。

さらに、
「現実的ではないとしても、こうなったらいいなという夢を挙げてみよう」
という更なるG先生の発言!
これもまた書き出してみてほしいとの支援団体からの要求だそう。

グループごとの学習教室が欲しい
子どもたち使用のための軽トラがほしい
ユニフォーム(通所児用&職員用)がほしい
・・・

職員みんなが夢を思い描きわくわくしていた時間・・・
けどこの施設はその夢がそんなに遠くない感じであります。

なにしろ最近、新たに小さな図書館と宿泊施設と集会所の建設が始まったところなので・・・!!

すごいですよね。

会議の最後の方で、G先生が、
「こういうお金持ちの国の人たちは、いろんなものをプレゼントするのが好きだからね」
と言っていました。

“ありがたいねー”という言葉はなく。
けれど、“本当にこれが必要なのに!!”という前に誰かにそれを与えられていると、
与えられ慣れてしまうのも当たり前ですよね。
本当に何が必要なのかわからなくなってしまいそうで。

けれど配属先長はアメリカの出身の人で、
物の受け取り方には気を配っているので、
なぜそのものが必要なのかをきちんと確認するような仕組みをつくっているのですが
(たとえば、寄付物資の中から手工芸用の画用紙が欲しい時、倉庫を管理している人に、なぜ必要かの説明・ノートへ部署の名前・サインの記入が必要)
その意図が援助慣れしてしまっている人に根本的に伝わるのはずいぶんの時間や働きかけが必要だと感じます。
とはいえ施設長さんの配慮は素晴らしいなと思います。



また別の日、施設の子の家庭訪問をしながら、
訪問担当の仕事(ソーシャルワーカー的な)をしている人と話していたら
「給料が少なくて困っている。けど給料を上げてくれとクレームを出したらもしかしたら解雇されるかもしれないから言えない。クビになったら次の仕事を探すのが大変なんだ」
との言葉。


この話を聞いて、
なぜ労働組合ができたのか、メーデーができたのか、根本的なことが少し理解できた気がしました。
つまり団体で訴える必要がある、ということですが。


話がそれましたが、


ものは十分にあるが、
職員への給料のための現金は不足しているNGO。


ものを援助する場合には、
援助する側は「なにがほしいのか」または「こういうことに使ってほしい」と条件付きで渡すことができますよね。
そうするほうが、視察に来た時目で見て確認しやすいし、援助側の意思が反映される可能性が高い。

現金を寄付して「職員の給料に」という援助の仕方のあると思いますが、実態・効果が見えにくいように思います。


いろんな援助の方法があると思いますが、
何がその施設にとって本当に必要なのか、

施設のトップの人とだけ接しただけでは実状がわからないし、
実際に現場で働いている人と接しただけでも全体が見えてこないし、
すごく難しいと思います。

2年くらい一緒に働いてみてやっと、ちょっとは見えてきそうな気もします。



もし自分が物質的・金銭的に援助する側だったら
どういう方法をとるでしょう・・・。


みなさんだったら、どういう方法を取りますか?







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もらえるものはもらっておこう・・・
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また援助する側も、
自分たちのやったことが残るものを望む。
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プロフィール

PONPANMAN

Author:PONPANMAN
1987年3月生。
小学生の頃から、“変人になりたい”と切望。現在まだ、変人になりきれない凡人。たくさんの人間に恵まれて、ここまで大きくなりました。そして高校の時からなぜかあだ名が“ポン”に。現在、横浜の某大学を休学して、青年海外協力隊として二カラグアに在住。

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