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ニカラグア人の熱い思い

先日、中学1年生に戻ってきたという記事を書きましたが、
今回は中学3年生の授業にも顔を出してきました。

というのも、何回か学校に通わせてもらううちに、英語の先生になぜかとても気に入られ、
違う学年の英語の授業も見に来て!と誘われたからです。

授業が始まって10分くらいたった時に、
顔見知りのおっちゃんが教室に入ってきました。
学校の売店のおっちゃん!!
いつも私が何か買い物に行くと、気持ち良く話しかけてくれ、
そして日本のことにもすごく詳しく、この前は原爆の話をしました。

そのおっちゃん、学校の役員会の人らしく、
「これから役員会で話し合われたことを発表します」と、話が始まりました。

私がそのときいた教室はひどいもので、
一つの教室を3年生と5年生が一緒に使っていて、
もちろん授業は全く違うもので、
しきりもなく、
窓も閉じてないので雨は吹き込んでくるし、
イスの数も足りなくて立って授業を受けている人がいるほど。
そうしてその教室で授業しているのかというと、
元の教室の電気がつかなくなったから。
夜間の学校なので電気がなけりゃ何にもなりませんよね、確かに。

おっちゃんの話では、
近々、この学校の教室を新しく建て直すとのこと。
元からある教室も残して、ペンキを塗り替えたり修繕するとの事。

あぁそれはいいアイディアだ!
というかもちろんそうしなきゃいけないだろう、
と私が思った矢先のこと。

おっちゃんは言いました。

「ということで、君達から100コルドバずつ集めたい。協力してくれる人、挙手!!」

「・・・・」

60人中、5人くらいが手を上げました。

というか、生徒からお金を取るんかい!!!


100コルドバといえば、日本円で言えば500円程度ですが、
ニカラグアでは4人家族の一日の食費以上かと。
成人である程度の仕事を持っている人の月のお給料が3000-4000コルドバくらい。
いくら夜間の子達は昼間働いている子が多いとはいえ、
この100コルドバを工面するのは大変なはず。
おっちゃんもそんなことはわかっている。

政府や地方自治体がお金を出してくれないといけないはず。
だって公立の学校なんだから。
けれど、これが現実か。

何で自分らがはらわなきゃいけないんだ!!という声は特に起こらず。
みんな、100コルドバはきついよなぁという表情で、
とくに具体的な不平はなし。

けど、ニカラグア政府が援助してくれないことについてみんなはどう考えているんだろうと思って
周りの子に質問していた頃、
おっちゃんが大演説を始めました。


「政府に頼っててはいけないんだ!自分達の力で環境を作っていかなきゃいけないんだ!自分たち自身で奮起してやっていこう!」

という結論のことを、まぁいろいろな小ネタを持ち出して語り始めたわけです。


私はそれを聞いて単純に感動してしまいました(笑)
多分あの教室の中で
「なんで政府が助けてくれないんだ、なんで生徒が払わなくてはいけないんだ」
といちばん不平を感じていたのは私でしょう(笑笑)

もちろん、生徒も演説したオッちゃんも、政府が援助しなければいけないことだとはわかっている。
けれど、自分の国の政府はそれができない、援助してくれないということもよくわかっている。
よくわかっているし、
慣れてしまっているのです、そういう事態に。
これまでにも何度も出くわしてきたのでしょう、そういう事態に。

そこで感じたこと。
もし今回の私みたいに、「何で自分が払わなきゃいけないんだ!政府が払え!!」
といった感じにいちいち憤りを感じていたら、
身が持たないんじゃないか?
日々おだやかにすごせないんじゃないか?
ニカラグアの人はとてもおおらかに暮らしているように私にはうつるが、
実は日々の生活の中で理不尽なことも多いしつらい状況はたくさんあるし途方にくれるようなことも多くあるだろう。
けど、それでもおおらかでいられるのは、
ニカラグア人が自然に学んだ精神のコントロールの仕方なのかなぁと。
そういう態度でいないと、やっていけないというか。
それがニカラグア人の生き方に少しつながっている。。

のかな?
と感じたわけです。


おっちゃんの演説の後、
100コルドバ寄付すると挙手した生徒が少し増えました。

このようにして英語の授業はつぶれました(笑)



苦しいながらも方法を模索しながら状況改善を試みているニカラグア、この学校。
いまのところ、毎週この学校に通っている私も100コルドバ寄付する予定。





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PONPANMAN

Author:PONPANMAN
1987年3月生。
小学生の頃から、“変人になりたい”と切望。現在まだ、変人になりきれない凡人。たくさんの人間に恵まれて、ここまで大きくなりました。そして高校の時からなぜかあだ名が“ポン”に。現在、横浜の某大学を休学して、青年海外協力隊として二カラグアに在住。

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